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8086V6用にACKをカスタマイズ

前回、コマンドやオプションを駆使して8086V6のa.outを作っていました。

ACKをカスタマイズしてオプションなしで出力できるようになりました。

$ 8086v6-cc -.o write.s
$ 7run a.out
hello

※ -.oはgccの-nostdlibに相当します。

変更点

ccでハードコーディングされているオプションを変更しました。

コンパイラ本体はMINIX 2付属のバイナリをそのまま使っています。そのためccもMINIX 2用のバイナリとしてビルドしています。

crtやlibcはダミーです。そのためC言語のコンパイルはできますが、リンクできません。

【追記】ハローワールドが出せる程度の最低限のcrtとlibcを実装しました。