同一マシンのWindows上で各種UNIX互換環境のビルド速度を計測してみました。
CPU | Athlon 64 X2 4600+ 2.4GHz |
OS | Windows XP MCE SP3 |
対象 | binutils-2.22 |
ビルド方法 | configure --target=i386-darwin make -j2 |
結果
MSYS | gcc-4.7.0 | 6:32 |
Cygwin | gcc-4.5.3 | 7:37 |
Interix | gcc-4.3.4 | 3:19 |
NetBSD on VMware | gcc-4.1.3 | 2:18 |
VM上で動くNetBSDに負けています。サブシステムから実装しているInterixはオーバーヘッドが少なく速いのですが、Windows Vista/7ではEnterprise/Ultimate縛りがあり、Windows 8では廃止されるため先がありません。
ホストから見えるファイルを直接いじりたいのでVMに完全移行するわけにもいきません。gccのcross toolchainはVMのNetBSD上でMinGW用にクロスコンパイルして、MSYSに持って来てインストールして使う、というのが落とし所かなと思っています。