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Copilot (Bing AI) での音声と言語指定

Copilot (Bing AI) で音声による入出力と言語の切り替えを説明します。

【改訂履歴】

  • 2024.07.13: Copilot で音声入力の言語が指定できるようになったことを反映。
  • 2024.01.31: Copilot に音声読み上げのアイコンが追加されたことを反映。

目次

読み上げ

Gemini(旧 Bard)には回答を音声で読み上げるアイコンがあります。

Copilot にも同様のアイコンがあります。

音声で入力すれば、アイコンを押さなくても自動的に回答を読み上げてくれます。

  • 音声入力後に数秒の間を空けると、入力が送信されて回答が始まります。
  • 送信される前に入力欄をクリックすればキーボードでの編集が可能です。ただし自動での読み上げはできなくなります。(後でアイコンから読み上げることは可能)

言語

音声での入出力は学習に応用できます。Copilot での音声入力はデフォルトで言語が自動判定される設定になっていますが、発音が日本語訛りだと無理やり日本語として解釈されてしまう傾向があります。そのため、外国語の発音練習として音声入力を利用する場合、音声入力の言語を切り替えた方がスムーズです。

右上の「☰」アイコンをクリックして、プルダウンメニューから「設定」→「音声検索」をクリックします。

「音声言語」を指定して、「Bing による音声言語の自動検出を許可する」のチェックを外して、「保存」をクリックします。

※ 「Bing による音声言語の自動検出を許可する」のチェックが付いていると、指定した言語ではないと判断されたときに自動的に切り替わります。別の言語として誤認識されることを防ぐため、特定の言語の練習をする際には外した方がスムーズです。

基本的には複数の言語を混ぜて使用できるため、それ以外の設定は日本語のままでも構いません。

例として音声言語を切り替える前後でのフランス語の認識状況を示します。

  • 自動(既定):ボンジュールコマンタレブー。
  • フランス語(フランス):Bonjour, comment allez-vous ?

言語学

理屈の上では、読む・書く・聞く・話すの練習ができます。会話という程スムーズではないかもしれませんが、工夫すれば色々な使い方ができます。いくつかヒントを書きます。

  • キーボード入力では言語が縛られません。日本語で質問して「○○語で回答してください」のように指示できます。
  • 慣れない言語で作文するのが難しい場合、発音練習を兼ねて質問の候補を自分で読み上げれば良いでしょう。

まったく知らない言語をこれだけで覚えるのは難しいかもしれませんが、基礎的な知識があれば練習台として使えそうです。自分でも色々と試してみます。

関連情報

日本語で入力して、英語で検索して、結果を日本語で出力するテクニックです。言語ではなく地域を切り替えて、プロンプトで指示します。言語学習ではなく実用目的です。